シューズや服についた血液を落とす方法

ランニングや、スポーツをしているとシューズやウェアに血がついてしまうことがありますよね。血は、普通の洗剤ではとりにくかったりするやっかいなものです。そこで、シューズや服についた血液を落とす方法をご紹介します。

血のついたシューズの洗濯の失敗談

5月に開催されたハーフマラソンに、まだ数回しか履いていないナイキのズームフライという、今流行りのシューズのホワイト色を履いて出場しました。走っている時に、なんとなく足の指に痛みがあったのですが、我慢できる痛みだったので、無事ゴールできました。しかし、ゴール後、シューズを見たら指の部分に血の跡が。。。脱いで見ると足の指に出血の跡が。。
横の指の爪が伸びていて、指に当たり皮がめくれたようでした。少しだけ血がついただけなので、すぐにとれるものだと思い、家に帰ってから、洗剤と歯ブラシで磨きました。血の色が薄くなったので、軽く水で流してベランダに干して寝ました。翌朝見てみると、なんと靴中に血の流れた跡が大量についているではないか!しかも靴紐も赤黄色に染まっている!
きちんとすすいでいなかったので残った血が固まったようでした。しかも、指の部分の血の跡も少し薄くなった程度でした。高価なシューズなので、今後もう履けないのかと思い、かなり落ち込みました。しかし、血液は特殊で普通の洗剤では駄目なのかも?と、諦めずに血液の取り方をネットで調べるてみると対策がわかりました!

なぜ血液は洗剤で落ちにくいのか?

血液の構成要素は、たんぱく質と色素で、たんぱく質が固まることで瘡蓋ができるようです。
シューズやウェアにつく血の跡も、たんぱく質のようです。たんぱく質は酸性なので、酸性の洗剤で洗っても分解できずにとれないということです。

どうすれば血液を落とせるか?

酸性であるたんぱく質を分解するには、弱アルカリ性の洗剤を使用がおすすめされています。
弱アルカリ性の洗剤で有名な製品は海外の洗剤の「オキシクリーン」ですね。

ですが、
弱アルカリの洗剤は、たんぱく質を分解できることはわかりましたが、血液のもうひとつの構成要素である色素を分解できるかはわかりませんでした。
不安になってさらに調べると、たんぱく質に加えて色素まで分解できる、血液を洗う為たけに開発されたという商品があることを知りました。
そこで、早速アマゾンで、そのLunart デリケート汚れ用つけおき洗剤」という商品を購入してみました。

本来は、女性の生理の下着汚れのために作られた商品です。

ふつうの洗剤ですと血液汚れのタンパク質は分解できても、そのあとの色素汚れは分解することができず、時間が経ってしまうと完全には落ちずに、うっすらと黄色い汚れが残ります。しかしこのLunartは、血液汚れの洗浄に高い効果を持つ血液分解酵素を配合。たった20分つけおきするだけで、血液汚れのタンパク質はもちろん、色素までしっかり分解します。  ※商品説明より

私のシューズも最初に洗った時は、黄色い汚れが残りました。色素が分解されていなかったんですね。

この商品が届いたので、早速使ってみました。100均で購入した丁度良いサイズのオケに水を入れ、少し多めにこの液体を入れて少し長めに40分くらい待つと、きれいに落ちていました。その後、しっかりすすいで、外に干しましたが、翌日もきれいなままでした。色素まで分解してくれるのがこの商品の特徴ですね。

アンモニアや、大根を使う等の対策もネット上にはありますが、そんな手間かけたくないですよね。また私みたいにシューズの場合は、つけ置きが必要。つけ置きで素早くとりたいですね。最初からこれで取れば、手間がかからないのでおススメですよ!

最後に、しっかりすすぐことだけは忘れないでください。私の失敗談のように血が残っていたら、再度固まる可能性もありますので!

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