耐久性はシューズによって違う!ランニングシューズの寿命と買い替えタイミングは?

ランニングシューズにも寿命があります。適切な時期にシューズを買い替えることも、ケガ防止や、記録更新につながります。

耐久性は、シューズによって違う

ランニングシューズの耐久性はシューズによって違います。レース仕様の、軽量で、ソールがデリケートな仕様のシューズは、寿命が短くなります。例えば、最近、愛用する選手が次々に記録を出すことで有名なナイキの「ヴェイパーフライ4%」は、耐用距離160kmとも言われています。フルマラソン4レース履けば、終わりという感じですね。逆に、ナイキの「ズームペガサスシリーズ」などは、1000km近く走れるくらいの耐久性があります。サブ3.5〜4レベルまでのランナーがトレーニングで履くシューズは、1000kmくらいが寿命の目安と考えてよいかと思います。

私が履いていたシューズの中で特に耐久性が高いと感じたのが、アシックスのライトレーサーTSシリーズです。部活用に作られたというだけあって、耐久性はばっちりで、しかも価格もお求めやすいので、費用対効果抜群です。サブ4を目指す人のレース&トレーニングにおすすめです。

シューズの寿命の見極め方

シューズの寿命の劣化を見極めるポイントをご紹介します。

アウトソールの擦り減り

ランニングフォームや、走るコース等によっても靴の劣化具合は、変わってきますが、もっとも、顕著に劣化が生じるのがアウトソール(靴底)です。アウトソールが擦り減りミッドソールが見えてきたような場合は買い替えのタイミングです。

かかとの外側が擦り減った私のシューズ。

クッション性がなくなる

クッション性がなくなってきた場合も買い替えのサインです。インナーソールや、ミッドソールが劣化しクッション性が弱くなると、脚に負担がかかりますので、買い替えをおすすめします。

劣化以外での買い替えタイミング

実力が向上した時

シューズは、自分の実力に合ったものを選ぶことが大切です。レースに数回出て、ベストタイムを更新できたら、ひとつ上のレベルのシューズを購入し、さらに上のタイムを狙うことも良いかと思います。

モチベーションを上げるため

ランニングのモチベーションをあげたい時に新しいシューズを購入すると、気分転換になり、やる気が湧きます。新しいシューズを購入すると、早く履いて走りたくなりますからね!

シューズにもある経年劣化

たくさんのシューズを購入すると履く機会が少なくなるシューズもあると思います。履かないと、いつまでも長持ちするように思いますが、シューズに使われている素材は経年劣化するものもあります。軽いジョギングであれば大丈夫だと思いますが、タイムを求めるなら、やはり4、5年寝かしたシューズを履くのはおすすめできないかもしれませんね。

古いシューズの活用方法

履き古したシューズは、捨てずに一足だけストックしておくと、雨天用のシューズに使えます。雨天時に普段履いているシューズを履くと汚れが気になりますし、乾くまで履けないなど不便です。汚れても良い、雨天用のシューズがあると便利ですよ。



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