昨今メディアを騒がせているナイキの厚底シューズ。気になるけど初心者でも買っていいのか？と悩んでいるランナーは多いと思います。厚底シューズに興味を持っている初心者やサブ4を目指すランナーに役立つ情報をご紹介します。
ナイキの厚底シューズって何？
規制を検討されたり、箱根ランナーや五輪を目指すトップランナーのほとんどが履いていることで今話題になっている厚底シューズは、ナイキの「ズームX ヴェイパーフライ ネクスト％」になります。大学生や、トップランナーが履いているシューズも市販されているもので、価格は３万250円で購入できます。ランニングシューズの中では最も高い価格の部類になりますね。厚底とメディアが言うから、ただのソールの厚いシューズと思いがちですが、このシューズの大きな特徴は、反発を生み出す「カーボンプレート」が内蔵されていることと、衝撃吸収のためのクッション性にすぐれたミッドソール「ズームX」が搭載されていることです。このナイキを代表する最高素材が共存するのは、このシューズのみとなります。
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話題の厚底は初心者でも履けるのか？
話題の「ズームX ヴェイパーフライ ネクスト％」は初心者でも履けるのか？と興味があるランナーも多いと思います。勿論購入するのは自由です。※今入手が難しくなっていますが。ただし、このシューズに対応する脚力がないと膝や、脹脛の痛みなどが生じることがあるかもしれません。このシューズは反発力が素晴らしいです。地面から跳ね返る力が今までのシューズ以上に脚に伝わり、前へ前へと進む力を与えてくれます。しかし、このシューズが生み出す強い反発に耐える筋力がないと脚に負担がかかることになります。また、フォームを含めて反発力を生かす走り方ができないとこのシューズの効果を得られないと言えるでしょう。従ってこのシューズの本来の効果を狙えるのはサブ3.5を狙うような、ランニングの基盤ができたランナーからと言えるでしょう。残念に思われる方もいらっしゃると思いますが、ナイキの厚底は他にもあります！比較的履きやすいシューズをご紹介します。
おすすめ厚底① ズームフライ3
ヴェイパーフライのワンランク下に位置付けられるのが、このズームフライ3です。このシューズもカーボンプレートが内蔵されています。ヴェイパーが発売されるまでは、このズームフライシリーズが厚底の定番で発売後即売り切れになるほどの人気シューズでした。ヴェイパーフライとの大きな違いは、ミッドソールの素材です。ヴェイパーフライは「ズームX」仕様ですが、ズームフライ3は「リアクト」仕様となります。クッション性に関してはかなり感覚が違いますね。しかし、このシューズもカーボンプレートによる反発力はすごく、ある程度脚ができたランナーにおすすめします。ただし、２万円を切る値段なのでヴェイパーフライよりは購入しやすいという点では、少し初心者にもやさしいといえるかもですね。
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おすすめ厚底② ズームペガサスターボ2
私が、初心者からサブ4ランナーにもおすすめしたいシューズがこのモデルです。ヴェイパーフライとの違いは、このシューズにはカーボンプレートが入っていないことです。しかし、ミッドソールの素材は、ヴェイパーフライと同じ「ズームX」です。つまり、反発力はヴェイパーフライほどないが、ヴェイパーフライと同じクッション性が味わえる厚底シューズと言えます。初心者の脚には反発性より、クッション性にすぐれたシューズがおすすめです。このシューズを履いた時に感じる不思議な柔らかさは、病みつきになります。また、履きこなすのに苦労するような癖がなく、非常に軽いので、長時間シューズを履き続けないといけないフルマラソンにピッタリです。サブ4を狙うランナーでも履きやすいシューズと言えるでしょう。
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おすすめ厚底③ ズームペガサス36
最後に紹介する厚底シューズは、ズームペガサス36です。このシューズには残念ながら「カーボンプレート」も、「ズームX」も搭載されていません。しかし、クッション性には優れており、大変履きやすいシューズです。このシューズは、実際サブ4を目指すようなランナーをターゲットに開発されていますので、初心者ランナーも問題なく履きこなせるモデルとなります。何よりお求めしやすい価格が嬉しいです。
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