【これでトイレ対策はバッチリ!】マラソンレース中にトイレに行きたくなる理由

レースに出ると、途中でいつもトイレに行ってしまいタイムロスになってしまうという方もいると思います。そこで、レース中の尿意をなんとかする方法はないか探りたいと思います。

マラソンレース中にトイレに行きたくなる原因

マラソンレース中にトイレに行きたくなる原因はひとつではありません。可能性があるものをご紹介します。

冷え

マラソンレースは、冬場に多く、待ち時間に大変冷えます。冷えると汗で水分が放出されず、尿がたまりやすくなります。

揺れで膀胱が刺激される

スタートする前には、尿意はなかったのに、走り出すと急に尿意が発生する方も多いのではないでしょうか。これは、走ることで膀胱が急に刺激されて尿意を感じるためです。少し走ると、慣れてきておさまる場合もあります。

水分の取り過ぎ

スタートまでに水分を取りすぎると、トイレに行きたくなります。また冷えた水を飲みすぎるのもひとつの要因となります。

カフェインの摂取

直前にコーヒーなどのカフェインを摂取すると、利尿作用によりトイレに行きたくなりやすくなります。

レース中にトイレに行かないための対策

レース中にトイレにに行かないようになる方法はあるのか?対策をご紹介します。

事前に頻繁にトイレに行く

会場に行くまでにトイレを見つけたら必ず行くようにする、また会場に着いてからも、できるだけ多くトイレに行くようにして、膀胱の中の尿を絞り出すことで、尿意を減らす効果があります。

水分を摂りすぎない

朝起きてから、スタートまでに、大量に水分を摂るとトイレに行きやすくなります。常温の水やドリンクを少しずつ何回かに分けて摂取するようにしましょう。また、トイレに行くのを避けるために水分を一切摂らないということは、脱水にも繋がりますのでやめましょう。

アップをしてからトイレへ行く

アップをした後にトイレに行くようにしましょう。走り出すと急に膀胱に刺激が与えられ尿意を感じます。アップをすることで、事前に内臓や膀胱に刺激を与えて尿を排出してからスタートすると、前半での尿意が収まる場合があります。

朝のコーヒーは控える

利尿作用がある飲食物は控えましょう。特に当日朝のコーヒーは控えるのが良いです。また、チョコレートにもカフェインは含まれていますので控えたほうが良いでしょう。

普段から少し我慢する練習をする

尿意に過敏になると、少しの尿意でもトイレに行きたくなります。尿が近い方は、普段から、尿意が少しくらいあってもすぐにはトイレに行かず、少し我慢してから行く癖をつけると、改善される場合もあるようです。もちろん我慢のしすぎは良くありませんので気をつけてくださいね。

それでもトイレに行きたくなる場合

色んな対策をしても、改善されない方も多いと思います。そんな時は割り切って、トイレに行く前提でレースに挑みましょう。

トイレタイムむ含めた目標タイムを設定

トイレに行く時間も含めたタイム設定をしましょう。あらかじめ、設定しておくと、レース途中で混乱せず、メンタル的にも楽ですよ。尿意が来ても想定通り!と思いましょう。

いかにスムーズにトイレに行くかを考える

レース途中には、混んでいるトイレと空いているトイレがあります。少し尿意があったら、最初に空いているトイレを見つけたらすぐに行く、また、近くのトイレが混んでいたら、空いているトイレまでは我慢する等、いかにスムーズにトイレに行けるかを考えましょう。同じ大会に2年連続で出るなら、走りながらトイレの近さや、混雑傾向を見ておくと次年度に役立ちます。

トイレのための便利グッズ

大きなレースで、トイレの混雑がひどい場合は、携帯トイレと災害用ポンチョがあれば、いざという時に、陰で用を足せます。ただし、あまり率先してやりたくないことだと思いますので、あくまでいざというときの保険で持参しましょう。

トイレ対策は色々ありますが、あまり神経質になってトイレのことを過度に心配するとレースにも集中できません。「トイレに行きたくなってもしょうがない」と思い、割り切って走るのが一番の対策かもしれませんね。

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