２０１９年１月１３日、ハイテクハーフマラソンに参加してきました。会場内の様子や、コース情報、レースの感想などをレポートします。
ハイテクハーフマラソンとは？
東京都北区の荒川沿いのコースで開催されるハーフマラソンの大会です。２０１９年の大会は第２０回目を迎え、記念大会としてフルマラソンのレースも開催されました。１万人規模の参加者が集まる、大規模な大会となります。また、スタートがウェーブスタートを採用しており、上流コースと下流コースの２コースで、スタート時間を３回に分けて行われます。この方式により、この規模の大会としては、通常の大会より混雑が少ないレースになります。またコースは、川沿いを走るほぼ平坦なコースとなり、記録も狙いやすいと思います。ただ、風が強いのもこの大会の特徴で、特に下流コースは、折り返し後が向かい風になるので、そうでなくても苦しい後半に、さらなる試練が待ち受けています。
会場まで
私は、南北線の赤羽岩淵駅で降車しました。１０時半からのスタートでしたので、少し余裕を見て９時過ぎに到着しました。駅のトイレは、少し列がありましたが、男子トイレは、すぐに使用できました。駅からは、約１０分くらいで会場に着きました。駅までの道は、多くのランナーで列ができていました。
スタートまで
到着すると、すでに、３kmのレースや、フルマラソンがスタートしていました。３kmのランナーがゴールしてきているのに、コース上を人が歩いていたりして、少し運営の課題が見えるところもありました。また、男子の参加者が圧倒的に多いのに対して、トイレの数は男女半々なので、男子トイレにすごく長い行列ができています。逆に女子はあまり並んでいませんでした。私は、会場外のトイレに並んで、３回くらい用を足すことができました。会場外のトイレは回転も早いのでおすすめかと思います。着替えは更衣室を使わず、堤防にある階段上で着替えました。荷物の預け場所は、上流コース側の高架下にあります。少し歩くので、預ける人は余裕を持って行く必要があります。荷物を預けてから、忘れ物に気付いたので、取って欲しいと話すと、すぐに出してもらえたのは良かったです。
スタート〜折り返しまで
私は、下流コースで、３回目の１０時半からのスタートでした。下流コースは、事前情報では、前半が追い風で、折り返してから強い向かい風になり、相当きついということでしたので、下流コースになり、運が悪いなーという感じでした。今日の目標は、９０分にできるだけ近いタイム、あわよくば９０分切りも。。。と考え、キロ４分２０秒を切るペースでなんとか後半までいけたらと思いながらスタートしました。前半は、同じペースのランナーにうまくついていくことで、楽に入れました。風はそんなに追っている感じもしませんでした。むしろ、途中で向かい風を感じるようなところもありました。途中で、工事をしているのか、砂利道が２００メートルほど続くところがありました。これは事前情報になく、聞いてないよ！と、少し動揺してしまいました。また途中から、前の組でスタートしたランナーの後方集団に追いつき、コースが狭くなったのと、同じ組の同じペースのランナーが見つけにくくなったのもマイナス要因でした。しかし、なんとか良いペースで、折り返しまで来ました。
折り返し〜ゴールまで
折り返しを過ぎて、向かい風を警戒しましたが、一瞬強い風を感じただけで、それほど苦になる風ではありませんでした。苦しい時間なので、ついていけるランナーを探していましたが、３人くらいのランナーと一緒に競い合うことができ、キロ４分１０秒を切るくらいまでペースまで上がり、途中で離されたランナーにも追いついてきました。しかし、１８kmくらいで、前半通った砂利道にさしかかり、そこで一気に足が疲れました。ここで、ペースが、キロ４分３０秒近くまで落ちていたと思います。しかし、なんとか９０分切りを目指すんだと、気合を入れ直し、最後の力を振り絞り、ペースを上げました。９０分ギリギリくらいのところでゴールできるペースでなんとか粘りましたが、ゴール少し手前で、ガーミンの１時間３０分の表示が目に入り、ガッカリ。しかし自己ベストを大きく更新する１時間３０分２１秒でゴールしました。ゴール後は、スポーツドリンクと、Tシャツ、また、山崎パンが協賛なので、ランチパックをもらいました。記録証は、WEBからダウンロードになるので、当日はもらえませんでした。
今日のレースシューズ
今日はズームフライを履いて走りましたが、ハーフマラソンとの相性がすごくよかったです。やはりこのシューズの推進力はすごいです。リズムに乗ると、軽くペースが上がります。また苦しくなったり、向かい風の時は、前傾で走ることで、ペースが落ちず、安定した走行が可能でした。しかし、レース後、左足の親指の先に大きな血豆ができているのを発見。少し親指が当たるのが気になっていましたので、自分的には、ハーフは良くても、フルマラソンには厳しいかなと思います。
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まとめ
ハイテクハーフマラソンは、runnet等の評価はすごく低くなっていますが、個人的には、特に不快なところはなく、気持ち良く走れたレースでした。また、天候も思ったより寒くなく、風もいつもより弱く、非常に走りやすかったです。記録は、90分切りができなかったのは残念でしたが、持っている力を出し切り、粘りある走りができたと思います。機会があれば、また参戦したいですね。
