ランニングをしている時に、男性は乳首が痛いと感じる方も多いのではないでしょうか。その原因と対策をご紹介します。
目次
ランニング時になぜ乳首が痛くなるか?
乳首とシャツが擦れることで発生
ランニング時の乳首の痛みは、乳首がシャツに長時間擦れることで発生します。乳首の形状にもよりますので、誰もがなるとは限りません。またシャツの生地により、なりやすいものがあると思います。特に洗濯をしていない新しいシャツを着た際になる場合も多いかと思います。
長い距離を走ると発生しやすい
5kmくらいの短い距離では出なくても、10km以上走った時に痛みが出るということが多いです。長時間、シャツと擦れることで発生するので、距離が長い程、痛みが出やすいでしょう。特にフルマラソンの時は、普段の練習で痛みがでない人でも発生する可能性があります。
汗のかき方にも影響する
普段は痛みが出ないシャツでも、汗をたくさんかくと発生する場合もあります。おそらく汗によりシャツの生地の表面が変化することに影響があるのではないかと思います。
どんな痛み?
摩擦により生じるヒリヒリした痛みです。最初は、なんとなく痛いなーと感じる程度ですが、途中から痛みがかなり気になりだします。ひどい時は、出血して、シャツに血が滲むこともあります。また、汗で傷口がしみて、不快になります。レース時には、この痛みが気になり走りに集中できないということになりますので、対策が必要です。
乳首の擦れへの対策
ワセリンを塗る
乳首と乳首の周りにワセリンを塗りましょう。ワセリンは塗ったところに薄い油の膜をつくるので、この膜により、シャツとの摩擦を防ぐことができます。レースにはワセリンを持参し、スタート前にワセリンを塗ることを心がけましょう。チューブ型の商品が使いやすいです。
絆創膏を貼る
もっとも確実な対策は、絆創膏を乳首に貼ることです。乳首が隠れるサイズの絆創膏を乳首の上に貼ってください。汗や水分に強い商品を選ぶと良いでしょう。また、途中で剥がれる場合もありますので、予備のものを持参すると良いでしょう。
レースに新品のシャツを着ない
購入したての新品のシャツを、レースではじめて着ないようにするのも予防策の一つです。練習で、何回か着用し、乳首の痛みが出ないか確かめましょう。また、一度洗濯した方が生地がやわらかくなり発生しなくなる可能性が高いです。
乳首の擦れは、レース中に発生すると、すごく厄介です。レースに集中できなくなってしまいます。普段発生しなくても、念には念をで、乳首対策をしてレースに挑みたいですね。