ナイキズームフライを購入してから8ヶ月が経ちました。ズームフライの履き心地はどうか?耐久性は?またサブ3.5ランナーでも履きこなせるのか?等をレビューします。
ナイキ(ナイキ) ズーム フライ 880848-101FA18 (ホワイト/27.0/Men’s)
履き心地
ショップで最初に履いた感想は、シューズが前に傾く感じが、これまで味わったことない感覚で、これで走れるのか?と不安になりました。しかし、購入して走ってみると意外と自然な感覚で、違和感は全くありませんでした。まず、このシューズの特徴は、反発の強さ。前傾姿勢で、跳ねるような感覚で、どんどん前へ進みます。キロ4分前半〜3分台で走ると、加速感が非常に気持ち良く感じます。クッション性も程よい感じであり、フルマラソンの後半にも足が残りやすくなると思います。ただ、私は、最初アッパーに親指があたるのが気になり、フルマラソンで履くと、親指の爪が確実に死にそうなので、フルのレースでは、使用を控えていました。
耐久性
主にレースで使用していたので、8ヶ月で、走行距離は100kmくらいです。耐久性は想像していたよりは悪くないです。ミッドソールのしわは、最初履いてすぐについてしまいましたので、劣化とは特に影響はないように思います。アウトソールはややすり減ってきていますが、もともと突起等がない仕様でもありますので、特段変化は感じません。クッション性や、反発力も、今の所、購入時と大きな変化はないように思います。
デザイン
ズームフライニットシリーズが発売され、デザインが、スタイリッシュに進化しているの中では、初代ズームフライは、なんとなく普通に感じてしまいますが、これはこれでアスリート感があり良いと思います。私は白色を選んだのですが、やはり汚れはつきやすいです。どうしても、すぐに黒ずんできます。また、一度、血豆が潰れて、血まみれになった際は、汚れをとるのに試行錯誤しました。汚れを気にするなら、白色以外を選ぶ方がよいですね。
サイズ感
自分は、ナイキのシューズは、27.5がベストなんですが、ズームフライは、なんとなく親指がアッパーにあたり、すこしきつく感じる時があります。ショップで見てもらった時は27.5がよいという話でしたし、走り出すと気にならないので、大きな問題はないのですが、フルマラソンは、少しでも気になるところあると、豆ができたり、爪が死んでしまうので、今度購入する時は、一つ上のサイズも検討してみようと思います。
まとめ
ナイキ ズームフライは、サブ3.5ランナーでも、心地よく履けるシューズです。また、自分の持つスピードのポテンシャルを、大いに引き出してくれるシューズです。ただし、このシューズは、フォアフットで走ることで、より効果をもたらすシューズになりますので、まずは、腰高・前傾・つま先着地のフォームに耐える筋力や体幹力を身につけることが重要であると思います。逆に言えば、このシューズを利用して、フォアフットを身につけることも良いのではないかと私は思います。サブ3.5ランナーは、一度試し履きしてみてはいかがでしょうか。
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