フルマラソンでメンタルが重要な理由とは?

フルマラソンでは心肺機能や、脚力同等にメンタル面が非常に重要となります。フルマラソンレースに挑むためのメンタルのトレーニング方法についてご紹介します。

フルマラソンはメンタルの耐久戦でもある

フルマラソンは、距離にして42.195km、時間にして、2時間〜5時間以上走り続ける、人間の限界に迫る過酷なレースです。それは、フィジカル面だけでなく、メンタル面でも同じです。長時間走り続ける中で、いかに心を平静に保てるか、また苦しい時間にどれだけ粘れるか、さらに果敢に未知のステージへチャレンジできるか?など、メンタル面のあり方が非常に重要になります。また、フルマラソンで鍛えられるメンタル力は、仕事や人生に十分生かされるものになると考えます。

メンタルは強すぎても、弱すぎてもいけない?

どれだけ練習を積んで心肺機能や脚力が強化されても、そこにメンタルの強さがついてこないと、タイムは伸びません。例えば、身体的にはサブ3の力を持っているとしても、以前のレースで味わった後半の苦しみの怖さに負けて、ペースを速められないとすると、目標とするタイムを出すことが難しくなります。つまり、自分の限界の記録を目指すには、苦痛に立ち向かう勇気が必要になります。逆にメンタルが自分の能力に勝ちすぎてしまい、自分の能力以上のペースで強気に攻めすぎてしまうと、後半、体がついてこずに苦しいレースになるということもありえます。メンタルが弱すぎても、強すぎても、うまくレースを運べないということですね。自分の力をしっかり見極められる冷静な心と、苦しみを恐れずに限界に挑戦できる強い心のバランスがうまくとれた時に良い記録が生まれると言えますよね。

フルマラソンのためのメンタル強化方法

レースシーンを想定した練習の積み重ね

メンタル面の強化のためには、練習時から常にレースを意識した練習を実施することが重要であると考えます。例えば、フルマラソン前半のレースペースを意識した練習や、後半の苦しみに耐えるためのハードな練習など、レースシーンを想定したトレーニングで、本番と同じようなシチュエーションを重ねることで、レース本番で周りに左右されない冷静な心と、自分の力を信じて挑める自信が備わります。また、心肺や、筋肉に負荷のかかった練習を重ねることで、フルマラソン特有のきつい後半に対応できる体を作ることができますが、同様に、練習できつい時間に耐えることを重ねていると、自ずと後半苦しい時間にも負けない強いメンタルがつくりあげられます。

レース経験を増やす

やはり最も重要なのが、経験です。レースの環境に慣れることや、レース時間内に色んな経験を積むことが、メンタル面を最も強くすると考えます。そのためには、多くのレースに出場することが近道となります。また、テストレースと位置づけて大会に出場することも効果があります。例えば、「今日のレースはトータルタイムでなく、前半速いペースで走った時の自分の力を確かめよう!」と目標を決め、実際のレースにおいていつもより少し速いペースで入った時の自分の疲労度を見極められると、次のレースはメンタル的にも自信をもって挑めるでしょう。また、フルマラソンだけでなく、5kmや10kmなどの記録会でレースの雰囲気を味わうことも、メンタル面の強化につながると思います。さらに、5kmや10kmなどの短い距離のレースでは、フルマラソンでは経験しない、強烈な心肺の苦しさを味合うと思いますので、その苦しみを知っていると、フルマラソンで走るペースはたいしたことないように思え、ペースを少し上げることへの恐怖心も減り、強気のレース展開を可能にするかもしれません。

まとめ

私は、これまで「メンタルで負けた!」というレースが何回もありました。「あそこで、もっと強気にペースをあげていたら?」「なんでもっと我慢できなかったのか?」というような後悔が多かったです。逆に、「体は負けてもメンタルでは負けない!」ということを掲げて強気で攻めたレースでは良い記録が出たりもしました。しかし、それは、レースを積み重ねたり、練習を積み重ねた中での経験値からメンタルに余裕ができた結果でもあったと思います。フルマラソンランナーは誰もが、同じようにメンタル面の課題と向き合うことがあると思います。フィジカルとともに、うまくメンタルを強化していけるといいですね!

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